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女性用バイアグラと媚薬ってどういった違いがあるの?効き目や副作用は?

2020年07月15日

バイアグラは本来は男性が用いるためのED治療薬であり、女性が服用するものではありませんが、世間には女性用バイアグラと呼ばれるものも発売されています。女性用バイアグラとは言っても2種類があり、その考え方や仕組みは違います。
アメリカで女性用バイアグラと呼ばれるのが、フリバンセリンでアディの商品名で販売されています。こちらは媚薬とも称されるもので、仕組みとしては閉経前女性の性的欲求低下障害を改善するために脳内物質に作用するものです。

もともとフリバンセリンは、抗うつ剤から派生したもので脳の中枢神経に働きかけることで、低下した性的欲求を改善することができます。ただし、劇的な効果はなく数週間にわたって服用しなければならず、またその価格はバイアグラなどのED治療薬よりも遥かに高いものです。その上、副作用のリスクが高く失神や眠気、吐き気といったものが報告されているほか、アルコールやピルと併用するとそのリスクは高くなります。このため費用対効果から見れば効率的なものではなく、アメリカのFDAも認可申請を一度却下しています。現在は発売されており、個人輸入でも購入することができますが、バイアグラほどメジャーな存在とはいえません。

もう一方の女性用バイアグラとしては、インドジェネリックのひとつでバイアグラに使われているシルデナフィルを含んだものです。またバイアグラの発売元であるファイザー社も試験を行っており、一定の効果を認めています。仕組みとしては、シルデナフィルの作用によって性器周辺の血流が良くなることで、性的興奮を受けた際に感じやすくなるというものです。
ただ、ファイザー社は女性用として発売するつもりはなく、インドジェネリックで女性用として販売されるものが少数あるだけになります。

いずれの女性用バイアグラも、効果については十分な結果が出ていませんし、そのプロセスも解明されていませんから、実際に効果があるのかはわからないものです。
また、媚薬のような効果があるのか、女性の性機能を改善するだけなのかもわかっていません。なお、アディは脳内物質に作用するため、それに起因する副作用に注意しなければなりませんし、シルデナフィルを用いたものは、男性と同様に血管拡張作用による副作用が考えられます。
アディにしてもシルデナフィルにしても、作用に関する違いはあるものの効果としては一時的に作用するものですが、その間に重篤な副作用のリスクが起こることも理解しておく必要があるといえます。